東京會舘〜見積編〜

見積編を書く前に少し、余談の話を。

 

東京會舘は、大正時代に一般の人(といってもお金持ちだろうが)の為に作られた社交場だったそうです。

建物は、1代目、2代目、現在(2019年〜)となっています。

現在の3代目はフルで完全建て直しで、皇居の防衛の関係で建物の高さ制限も厳しくあるそうです。

そんな中、建物高さは限界までで設計、2代目の階数の2/3くらいの階数にしたそうです。(詳細な階数は忘れました、、)

要は、階数を低くして天井の高さを高く設計したということです。

だから、どこへいっても開放感MAXなのかーーと納得。

ちなみに、建直しの数年間の間は、帝国ホテル、パレスホテル東京を中心にスタッフは出向して働いていたらしいです。歴史ある同業同士、交流もあるらしいです。

ウエディングプランナーの営業力

東京會舘は3代目になった時に、テイクアンドギブニーズと共同経営をしています。

ここからはプランナーに聞いた話を自分なりに、理解・解釈したことです。

東京會舘は歴史はある、立地も良い、皇居も見渡せる。

 だけど、、いまどきに乗れているか・・・、ただ歴史あるだけになってないか」

と経営者は考えたらしいです。(byプランナー)

NEW Classic という言葉がキャッチーにパンフレットに書いてあります。

テイクアンドギブニーズはウェデイング業界の風雲児的な存在みたいです(これは話を聞いての自分の感覚)、全国なん百の式場を経営して、徹底的なリサーチ力など・・・一種のコンサルティング力が高いのだと思います。そのノウハウを取り入れている東京會舘はそれはそれは最強です。。。

 

そして、おそらくテイクアンドギブニーズの営業教育の徹底もあるのか、ものすごく自分たちの式場の価値を魅了してきます。ちょっと悪い言い方をすると価値を顧客に誇示してきます。

ネットで書かれている「強気」「接客態度が少し悪い」などというのはこれに当たるのでしょうね。

私たちはとにかく最高の提供している、だからどこの式場にも負けない自信がある。という感じです。

以下はプランナーのbotです(笑)

こんな話が4時間の間、ちょいちょい出て来ます。

  • コロナの影響は受けていませんね
  • 今でも電話予約が続いていてどんどん予約が埋まっていきます
  • 午前中もご成約が出ました

そんなこんなで、ついに見積お時間です。

 

まず、昨日行って来たハイアットさんはおいくらでした?

→450万くらいでした。(もっと安めに言えばよかったか)

 →んーーー、、、首都圏の平均額ご存知ですか?(ゼクシーの資料が出てくる)

  550万です。首都圏です。

  では見積出して来ますね!!といなくなりました。

 

まじかよ・・・うそでしょ?でもゼクシーが出してるのか・・・ブーブー言い合う2人。

そうすると、ケーキを持って来る男性。。。スパイか!?偵察か!?

雑談して帰っていきました(笑)

ってか強気だなーーーーと戻りを待ちます。

 

どーんっと、出て来ました1枚目。

90名で560万!!

「まあ、首都圏平均で550万ですからねぇ」

んーーー2枚目来るっしょ?!と思っていたら、2枚目来ました。

同じ内容で、490万。プランナードヤ顔。(いやでも高いよ、、)

少しゴネてみる・・・しかし、これ以上は無理です。

(これ以上安くというなら、他の式場行ってください。って雰囲気です。)

玉をプランナーに渡したつもりでも、こでだけ値引きしているんです、どうしますか?と玉を速攻で投げ返される感じです。値段交渉のテーブルにはつきません。と。相手が上手です。

 

これ、冷静に考えると東京會舘の人の劇場型営業トークです。笑

  首都圏平均550万ですよ!

  ↓

  1枚目の見積560万(平均の少し上ですね)

  ↓ 

  2枚目の見積490万(めちゃくちゃお得ですよ(ドヤ))

 

その日割引は30万ほどで490万に込みでしたが、なんせ見学時の感動が忘れられずに、

かつ30万の割引が得と判断して契約をすることに。

10万円の前金を納めて契約です、挙式の1年前までのキャンセルなら7.5万は返金されるということで、2.5万は捨て金でもしかたないと。しました。

来週ニューオータニ見てから結論出します。と伝えると、、、

はい、私はニューオータニも行ったことあります。

お二人のイメージを聞いていると、東京會舘にお決めくださると思っています。

と、最後の最後まで超強気な営業でした。

 

ニューオータニに続く